今回は五十肩に効くストレッチを紹介致します。

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今回ストレッチを行う筋肉は「棘上筋」です。
棘上筋とは棘上窩といわれる肩甲骨の上のくぼみから、肩峰といわれる肩甲骨の外側の骨の下を通り、腕の骨である上腕骨大結節につきます。
筋肉の動きは主に腕を外に振り上げる動作の補助、腕の外回りの運動がメインになります。
野球などの投球動作に近い動きをイメージしてください。

この棘上筋が固くなると、腕をバンザイするような姿勢や腕全体を外にねじる動作が難しくなります。
五十肩ではいろんな場所の原因がありますが、この「棘上筋」が原因であることが多いと思います。

【ストレッチ方法】
姿勢は立っていても座っていても大丈夫です。
背筋を伸ばした状態で伸ばす方の手を後ろに回します。
手を背中に沿って反対側に伸ばしていくと、肩の上の方が伸ばされているのがわかります。
このとき手のひらが後ろを向いていると良いです。

この状態で約20~30秒ほど伸ばしていきます。
痛みが出るほど伸ばしたり、反対にまったくストレッチされていない状態で行うと正しい成果がでないので要注意です。
これを左右繰り返します。

【ワンポイント!】
椅子を使ってやるととてもやりやすいです。
お試しあれ!