今回のブログは
花粉症と腸内環境と題しまして
基礎知識と、取るべき食事等を
説明していきたいと思います。
・基礎知識・
ちょうど、今の時期は「ヒノキ」終わって田植えの時期になり「イネ科」に移りかわる
時期になりますね!
日本人の国民病とまで言われている「花粉症」は
植物の花粉によって起こるアレルギー性疾患です。
最も多いのは春先のスギ花粉症、
そのほかにはヒノキ、ブタクサ、カモガヤなどがあります。
花粉は昔からある物質ですが、
過去において花粉症はほとんど騒がれませんでした。
しかし、最近は様々な理由で花粉に対する
抗体が作られることが多いようです。
花粉症患者がこれほどまでに増加した背景には、
戦後の植林奨励のほか、大気汚染や食生活の乱れ、
道路の舗装により花粉が土に吸収されずに
空中へ舞い上がることや、過剰な抗菌志向など
生活環境が関わっているといわれます。
環境が変わることで
環境に順応するために体質が必ず変化します。
体質変化に一番影響を及ぼすのが「腸」です。
・食生活・
腸は、細胞内に必要な物質を取り込むところのため、
様々な免疫物質が集まっています。
従って、腸を整えることにより、
身体全体の免疫力を正常に保ち、
花粉に対して過剰な反応を抑えます。
腸の老化は身体の老化と言われるくらい
腸の健康は重要なのです。
花粉症に悩んでいる方の大半が、便秘だったり、
お腹が弱かったりという状況にあります。
アレルギーとは免疫の異常で起きるもので、
その免疫細胞の70~80%が腸内にあります。
腸内環境が悪いと免疫細胞が正常に働かなくなってしまいます。
腸内環境というと、まず頭に浮かぶのはヨーグルト!
という人も多いと思いますが、実はヨーグルトに含まれる
乳酸菌より納豆に含まれる納豆菌の方が
強力に腸内環境を整えてくれます。
それだけでなく、納豆の原材料・大豆には
食物繊維も含まれているので、
更に腸内環境を整えてくれるのです。
ただし、市販のひき割り納豆は
大豆の皮をむいてから加工されている為、
繊維質がかなり少なくなっているので、
大粒の丸大豆の納豆を選びましょう。