こんにちは。10月になり朝や夕方から夜にかけて冷え込む季節になってきました。寒い時期に足の筋肉のトラブルが増えるのはなぜ? <!–
今回はこむら返りについて少しお話していきます。
冬場は寒さによる血行不良で冷えやすく、筋肉が硬くなりがち。また、運動不足も柔軟性の低下につながります。それにより、体や筋温を十分温めずに足の大腿部やふくらはぎなどの肉離れが起こりやすくなるのです。肉離れでは、筋肉が急激に収縮したときに筋細胞や筋膜が無理に引き伸ばされ、部分断裂が起こりやすくなります。
また、寒い時期には、こむら返りも起こりやすくなります。こむら返りとは、足の筋肉(主にふくらはぎの筋肉)がけいれんを起こし、引きつったようになる状態で、特に朝方に発症が多くみられます
概要
腓腹筋(ふくらはぎ)の 筋肉が急に異常に収縮する事で
痙攣(けいれん)を起こしたり激しい痛みを伴います。
特に疲れが溜まっている時、
寝ている時に片足のふくらはぎがピキーンと固くなって、
しばらく足を動かせなくなったりします。
この症状は、ふくらはぎだけでなく、
あしくびや太もも、土踏まずなど、
いろいろなところの筋肉でも起こるのですが、
ふくらはぎで起こるケースがもっとも多い症状です。
原因
睡眠時に起こる方の原因は
筋肉疲労や血行不良などがありますが、
中でもカルシウムやマグネシウム、
ビタミンなどの栄養不足によるものが多いです。
スポーツをやる方の場合では、
汗をかく事があり汗をかくと体の水分だけでなく
塩分も失われていきます。
スポーツ中の水分補給は熱中症の予防に欠かせない事ですが、
水分だけを補給しても塩分が不足していると、
体の中のナトリウムとカリウムのバランスが崩れます。
これが原因となりこむら返りを起こします。
症状
急な激痛
対処法
その場ですぐできる対象法として、まずは慌てず深呼吸で気持ちを落ちつかせて、膝を伸ばして足のつま先をゆっくり顔の方へ曲げるようにして、
ふくらはぎの筋肉を伸ばします。
収縮した筋肉を伸ばすことで痛みが消えていきます。
日常生活の予防では、十分な水分補給やビタミンとミネラルなどバランスの良い食事。運動ではつま先立ちからのカーフレイズ運動や足首を大きく8の字に回してストレッチも効果的です。