緊張性頭痛とは、
頭全体がベルトで締めつけられるように
頭が痛むことです。
緊張性頭痛は
筋収縮性頭痛とも言われるように、
首筋から頭部にかけての筋肉が、
なんらかの原因で緊張し、
緊張性頭痛がおこります。
肩こり頭痛とも呼ばれます。
頭蓋内に器質的な病気がなく慢性的に生じる頭痛を、
機能性頭痛といいますが、
緊張型頭痛はその中で最も頻度の高い疾患です。
片頭痛と同じく男性より女性に多く、
多くは中年以降に発症します。
しかし、パソコン(VDT)作業などの増加で
若い方でも症状が出られる方も増えてきました。
また、ストレスが引き金になる事もあります。
従来は筋緊張型頭痛と呼ばれていましたが、
痛みの原因が必ずしも筋緊張のみに由来する
ものではないことが判明し、現在では緊張型頭痛と命名されています。
緊張型頭痛は日本人に多い慢性頭痛です。
年齢的には中高年にも多く、女性と男性では、
片頭痛に見られるような大きな差はありません。
片頭痛が血管性頭痛であるのに対し、
緊張型頭痛は筋収縮性頭痛といわれています。
緊張性頭痛の場合、
頭を締めつけられるような
頭痛が毎日のように起こり、
持続的頭痛ですが、
仕事や日常生活ができなくなるようなことはほとんどありません。
緊張性頭痛は片頭痛と違い、
体を動かすことによって悪くなることはなく、
また、吐き気や嘔吐、光や音によって
痛みが強くなるといったこともありません。
改善方法としては
頸部や肩部の緊張緩和をしていく「温める」対処方法のひとつです。
例えば、筋肉をほぐして、血液の循環を良くする ストレスが加わり、血流が悪くなる。血流が悪くなり、こり固まる。そんな筋肉をほぐし、血液の循環をよくすることで、肩や首のこりを和らげます。 具体的には、マッサージや指圧が効果的です。特にお風呂や温湿布など「温める」治療は、血行を促進する効果が見られます。暖かいタオルで肩や首を温めてみましょう。 また肩や首のこりを改善するという点で、外用消炎鎮痛薬も効果的だと考えられます。